*捻挫治療

✔︎捻挫とは?   


骨と骨をつなぐ靭帯(じんたい)が無理やり引き伸ばされて、伸びたり切れたりする怪我のことです。
だから、関節部に起こるもので関節でないところ、スネとか太ももとか、そういうところには起きようがありません。 時々、「靭帯損傷と言われました」と来る方がいらっしゃるのですが、同じことなのです。
なんだか、靭帯損傷とかいわれるとすごく重篤な感じがしますが、程度により症状は変わります。
 

✔︎当院で多くみられる捻挫部位

 

足関節・膝関節・肩関節・肘関節・足指・手指・股関節・頸部・腰部・股関節・仙腸関節

ほとんどの関節は捻ったり、スポーツで痛められたりするケースが多く、
足首・突き指や寝違え、ぎっくり腰などもその代表例だといえます。
特に捻挫といえば足首を思い浮かべると思いますが、ほかにも捻挫を起こす箇所は大多数あるのです。
 
捻挫を起こすということは、関節部に何らかの後遺症を残す事になることがありますが、
早期治療・早期リハビリを行うことで後遺症を最小限に抑える事ができます。
 

✔︎捻挫の程度   

Ⅰ度 捻挫   靭帯や軟部組織が伸ばされた程度のもの
Ⅱ度 捻挫   靭帯や軟部組織が部分的に損傷したも
Ⅲ度 捻挫   靭帯や軟部組織が完全に断裂したもの
        (手術が必要になることもあります)
 

 
      
 

✔︎捻挫の治療(足首例)とリスク

 ①まずは足首でも無数にある靭帯のどこが損傷しているのかを的確に判断します。
徒手検査・限局性圧痛・ストレステスト・腫脹・皮下出血の有無を確認し、
エコーにて、その患部の腫脹や骨折が伴っていないかの判断を致します。
(レントゲンでは靭帯の評価はできないので、現在の評価としては、エコーの方が優れています)
 ②靭帯損傷の程度によってはしっかりとした固定を行い、安定性を維持し荷重をかけていく事で早期回復を促します。ここで、固定を必要とする程度の捻挫で、固定をせず放置することにより将来的なリスクが発生してきます。変形性関節症へ移行したり、骨の相対関係が崩れそれ以外の箇所への負担が大きくなり二次的、三次的に障害が起こってくることもあり、そうなると治療を行ってもなかなか改善しない状態へと変化してしまう場合があります。
 ③約2W~3Wの固定とその間は、微弱電流治療・超音波治療・可動域訓練を行い
拘縮等を未然に防ぎ靭帯の早期修復を促します。
 ④固定除去後、バランストレーニングや、筋力強化、可動域訓練等を行い
不安がなくなるレベルにまで改善し、治療終了となります。